学生たちが「本物」に触れる機会をつくろうと、松江市の調理専門学校で「イタリアンの巨匠」による特別授業が行われました。
ベーコンと玉ねぎを炒め、豪快にフライパンをふるいます。
松江市の松江栄養調理製菓専門学校で行われた特別授業。
講師として招かれたのは「イタリアンの巨匠」、片岡護さんです。
イタリア・ミラノに渡り、総領事付き料理人を務め、イタリア料理ブームの火付け役として知られています。
東京・西麻布「リストランテアルポルト」オーナーシェフこの特別授業は、料理人を志す学生がその道の「本物」の料理に触れ、学ぶきっかけにしてもらおうと毎年行われています。
片岡さんは「イタリアンの基礎」をテーマにデモンストレーションを交えながら、料理のポイントを伝授。
出席した約70人の学生は真剣な表情でメモを取りながら、その様子に見入っていました。
「鶏むね肉のカツレツ」では肉の筋を切り、たたくことで、柔らかい食感を残します。
片岡護シェフ:
(揚げ油に)バターが入っていますから、バターの香りがパン粉にうつります。
パン粉の中にはチーズが入っています。だから普通のとんかつとは味がちょっと変わります。
仕上げにソースをかけ、鶏むね肉のカツレツミラノ風ケッカソースの出来上がりです。
学生たちは早速、出来上がった料理を試食しました。
試食した学生:
「むね肉って家庭で作るとパサパサしてしまうことが多いんですけど、すごくしっとりしていておいしかったです。びっくりしました。」
「とっても貴重な時間だなと思っていて、プロは違うなと思いました。」
特別授業では、このほかに旬のナスを使ったピリ辛トマトソースのパスタやティラミスの3品を実演を交えながら仕上げました。
片岡護シェフ:
どういう気持ちで料理をしていったらいいのか。人によって性格が違うわけです。
なので、自分の料理を探すこと、これが大切なんです。
「巨匠」から直接指導を受け、学生たちは調理の技術だけでなく、料理人としての心構えも学んでいました。
