神奈川・川崎市の工場地帯で異様な雰囲気を醸し出しているのは、かつて遊覧船として活躍していた「アニバーサリークルーズ号」です。
ピンクや青で派手に装飾された姿はまるで海賊船。
近くで働く人は「突然現れたんです。8年くらい前だと思う」と話しました。
この船着き場に遊覧船が現れたのは2018年で、それから約8年間にわたりこの場所に放置され続けています。
川崎市は何度も船を移動させるよう指導をしてきました。
ところが運航会社は、費用不足などを理由に応じてこなかったといいます。
そうした中、2025年、強風の影響で船が傾き1階部分が浸水し、まるで“座礁した海賊船”のようになりました。
近くで働く人:
(Q.最初からあんなに傾いていた)(最初は)なっていなかった。だいぶ沈んでいますよね。
長年の放置により船は激しく劣化。
このまま横倒しになる危険もあるため、市は船の強制撤去を決定しました。
撤去にかかる費用は3300万円以上。
川崎市は「イット!」の取材に対し「指導に従って撤去や売却などを進めてほしかった。大変残念でならない」とコメントしています。
ついに始まる船の撤去に近隣で働く人からは「寂しいような。違法だったらしいので仕方ない。(Q.残してほしい)ちょっとありますね。でも、ああなっちゃうと無理でしょうね」「でも、色々問題があるんでしょうね。あそこ荷下ろしするのにも邪魔なんでしょうね」と話しました。
撤去作業は17日から始まります。
