16日、東京・板橋区にあるテイクアウト専門店のランチタイム。
牛ハラミや豚肉の焼き肉がのっている弁当に揚げたてのから揚げ、鶏の照り焼きをのせた大ボリュームの弁当は税込み1400円です。

まごころ大高・大高博信代表(高ははしごだか):
肉まみれの弁当です。だいたい1.2~1.3㎏。ご飯だけで750グラム。カロリーは2400キロカロリー。成人男性の1日これでクリアする。

ふたが閉まりきらないステーキが入ったカレー弁当を購入した客は「量がたっぷりあって、今お肉とか高い中、サービスしてくれるのはすごくうれしい」と話しました。

梅雨の今、お得なボリューム弁当で人気の店で特に注意していることがあります。

まごころ大高・大高博信代表:
食中毒はすごく気にしています。どうしても湿気があるので。水分の中に菌がいるので1番危険な状態。

食中毒はムシムシする梅雨の時期から8月の夏場に多く発生する傾向があります。

実際に、愛知・名古屋市のコストコでは食中毒が発生。
原因とされる食品は2日間で900パック以上販売されていました。

名古屋市によりますと、5月31日から6月1日にかけてコストコホールセール守山倉庫店で調理された食品、ハイローラー(B.L.T.)を食べた10歳未満から40代の男女5人が下痢や発熱などの症状を訴えました。

5人の便からは腸管出血性大腸菌「O157」が検出され、保健所は食中毒と断定。
症状を訴えた5人のうち3人が入院していて、このうち10歳未満の男の子1人は、全身に小さな血栓ができて血液の流れが妨げられるなど重症化しているということです。

市は15日付でコストコの総菜コーナーを業務禁止処分としました。

食中毒をめぐっては5月、福島・郡山市の鳥貴族 郡山なかまち夢通り店で、焼き鳥などを食べた女性3人が下痢や腹痛などの症状を訴える食中毒が発生。

保健所はカンピロバクターによる食中毒と断定し、店を6月10日から3日間の営業停止処分としました。

このように相次ぐ食中毒について、専門家に対策を聞きました。

食環境衛生研究所 食品衛生コンサル事業部・小林幸嗣さん:
夏場に増えてくる細菌性の食中毒は「つけない」「増やさない」「やっつける」。

国は食中毒予防を推奨するために食中毒予防三原則を設けています。

手洗い・生の鶏肉などをシンクで洗わない“つけない”、汁物などは50度以上を保つ“増やさない”、使ったまな板などの除菌・しっかりと過熱などの“やっつける”。

食環境衛生研究所 食品衛生コンサル事業部・小林幸嗣さん:
予防三原則のうち“つけない”はかなり重要。まな板、包丁、そういったものを原料別に使い分ける。生肉とサラダを共用しないとか、基本的な対策が大事になる。