阿蘇中岳付近で発生した遊覧ヘリの事故から約5カ月。熊本県警は、6月15日朝から機体の引き上げや乗客などの救助活動に向けた作業を開始しました。1日も早い解決が待たれます。

火口周辺で大破してみつかった遊覧ヘリ

1月20日、阿蘇中岳付近で遊覧ヘリの行方が分からなくなり、火口内の斜面で大破した機体が発見されました。

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熊本県警は、捜査の一環として機体の引き上げと、パイロットと台湾からの観光客合わせて3人の救助活動に向けた作業を、6月15日から開始しました。

引き上げは、県警と契約を結んだ千葉県の大昌建設が無人重機を使って行う方針で、15日朝、関係車両約10台が火口周辺へと入りました。

また、正午すぎには重機を載せた車両も火口周辺に入りました。県警によりますと、15日は機体の確認や今後の対応を協議したということです。

阿蘇を訪れた観光客の反応は

一方、事故以降、火口見学に向かう道路は閉鎖され、観光客などは立ち入ることができません。事故から約5カ月。機体引き上げに向けた作業が始まり、観光客や観光関係者はどのように受け止めているのでしょうか。

福岡からの観光客は「中に入れないので、下から。上がれるなら行きたかった」と話し、引き揚げ作業の開始については「本当ですか。引き上げられたらいいですね」と話した。また、青森からの観光客は「残念ですが、この景色を見られただけで良かった。(火口見学が再開されたら)見に来ます」と話します。

産交バス阿蘇山上ターミナルの竹原亜紀所長は「火口の方に登れなくて残念に思って帰るお客さんがたくさんいたので、心苦しい気持ちで5カ月、過ごしていた。これから夏休みに向けてお客さまが一日でも早く火口に登っていただけたら」と進展に期待します。

阿蘇火山防災会議協議会は、関係者の火口周辺への立ち入りを15日から7月末まで許可。一日も早い解決が待たれます。

(テレビ熊本)

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