東京・立川市にある昭和天皇記念館。開館20周年を迎えた記念館は、昭和100年記念事業として現代の人々にも親しみやすい展示内容へと刷新するために、6月1日より閉館中。

そのリニューアル工事のために、これまでの展示品の目玉でもあった旧御料車「ニッサンプリンスロイヤル」がこの記念館から宮内庁へと、一時里帰りすることとなり、15日、運び出された。

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この車は、昭和43年(1968年)に宮内庁に納入されたもの。
昭和天皇の希望で、それまで外国産だった御料車を国産のものへと切り替えた。
昭和41年(1966年)から7台納入されたうちの3号車。

全長6155mm、全幅2100mm、重量3200kgの自走できない車の搬出はスタッフの手押し。
慎重に傷をつけないように、何度も切り返しながら、ようやく記念館の外へ。

作業開始から約1時間15分、ニッサンプリンスロイヤルは積載車へと運び込まれた。

募金やクラウドファンディングで集まったお金は約2億円、当初の予定額には達していないものの、この金額でできる範囲の工事を行うという。

リニューアル工事が終わるまで、車は宮内庁の車馬課で保管してもらい、戻ってくるのは10月下旬ころ。

昭和天皇記念館 梶田明宏館長
昭和天皇記念館 梶田明宏館長

記念館の梶田明宏館長は、「大事な車ですので、宮内庁で預かっていただけるということで無事に運び出せてよかったです。11月28日にリニューアルオープンの予定です。まだ寄付は受け付けておりますのでよろしくお願いします」と語っている。

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