ワーク・ライフ・バランスの欠如が、働く人の離職理由で初めてトップに。
企業に求めるものの“世代間ギャップ”が見えてきました。

総合人材サービスを提供する企業が行った「働き手が企業に求める魅力や価値に関する調査」によりますと、日本の働き手が企業を辞める決定的な理由として、横並びながら33%が「ワーク・ライフ・バランスの欠如」を挙げ、長年最多だった「不十分な報酬」を抜き、初めて首位になりました。

働き手が日々の実務で形だけの制度ではなく、心身の回復や柔軟な働き方など本質的なワーク・ライフ・バランスを求めていることがうかがえます。

さらに、企業に求める条件については“世代間ギャップ”が明確になっています。

会社に「長期的な雇用の安定」を求める割合は、X世代が53%なのに対し、ミレニアル世代は46%、Z世代に至っては38%にとどまり、若い世代ほどその割合が減少していることが分かりました。

離職の理由については、ミレニアル世代は「ワーク・ライフ・バランス」を挙げる割合が最も高く、Z世代は「不十分な報酬」への感度が高い傾向にあります。

一方、上の世代は「仕事内容への興味の薄れ」や、「職場の雰囲気の悪化」といった要因を離職の理由として重視していることが分かりました。