サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026のグループステージ初戦で、オランダと対戦した。
試合は2対2のドローで終了、強豪相手に貴重な勝ち点1を手にした一戦に、山形からも熱い声援がおくられた。
午前5時前、JR山形駅近くは人気がない時間帯にもかかわらず、ここだけは違った。
山形市のスポーツバーには、10人ほどのサポーターが集まっていた。
客は
「ばっちり寝てきたので体調は万全です。何とか勝利を願っている。日本ガンバレ!」
一方、東根市の農業生産法人では、約30人のスタッフが毎日朝5時からサクランボの収穫作業に追われている。
農業生産法人松栗・植松真二代表
「さすがにこの繁忙期中、仕事を休んで家でゆっくり見ているわけにはいかないので収穫しながらラジオで応援しているという感じです。」
試合は立ち上がりの前半3分。ドニエル・マレンに決定的なシュートを許すピンチを迎えるが、ゴールキーパーの鈴木彩艶選手がビッグセーブ!
試合は前半、日本もオランダも点を動かすことができなかった。
スポーツバーの客
「今攻め込まれている状況なので、あまり目立った攻撃ができていないので、もっとガンガン攻めていけるように後半頑張ってほしい」
店長も試合に気を取られているようで…。
THE ROOM 鈴木隆大店長
「(仕事は)ちょっと上の空になってしまいます。いい試合をしているので後半は先制点を取って勝ってほしいですね。」
試合は後半5分。オランダのファンダイク選手に決められ、先制を許してしまう。
スポーツバー
(落胆の様子)
しかし、日本は後半12分、左サイドからの攻撃で中村敬斗がカットインから、強烈な右足シュートで同点に。
スポーツバー
(喜びの様子)
さあこれから逆転という雰囲気に包まれたものの、後半18分、逆にオランダに点を奪われてしまう。
しかし、日本代表もサポーターもあきらめていなかった。
後半44分、右からのコーナーキックを途中出場の小川航基がヘディングで合わせ、鎌田大地をかすめてゴールネットを揺らし再び同点!
日本代表のユニフォームを着て、サクランボの収穫作業をしていた伊藤大地さんも、喜びを爆発させた。
農業生産法人松栗・伊藤大地さん
「よっしゃ!(今の気持ちは?)最高ですね。仕事を辞めてもいいですか。いやあ、すごいな…」
そして試合終了、サッカー日本代表はワールドカップ初戦を引き分けで終えた。
スポーツバーの客
「勝ちに等しい試合かなと思っている。本当に大きい引き分け」
「価値のある引き分けだった。見たことのない景色を(日本代表は)見せてくれると思う」
農業生産法人松栗・伊藤大地さん
「良かったですね。ここまで取り返すというのがすごいと思いました。昔だと考えられない。次の試合もサクランボをもぎながら楽しみます。」
サッカー日本代表・次戦は日本時間21日の午後1時から、アフリカのチュニジアと対戦する。