北九州市(福岡県)は、AI=人工知能でロボットや機械を自律的に動かす「フィジカルAI」を産業振興に生かそうと検討会議を立ち上げました。

この検討会議は、その場の状況に応じて自律的にロボットなどを動かす「フィジカルAI」の技術を地域の産業振興につなげることを目的としていて、AIやロボット工学などの有識者11人で構成されています。

このうち、八幡西区の産業用ロボットの大手「安川電機」は、フィジカルAIを新たな成長の柱に位置づけています。

◆安川電機 林田歩 常務執行役員
「とにかくフィジカルAIというのは、キーワードは社会実装ですね。AI(人工知能)の進化と共に、我々、安川電機が持っているモーションコントロールの技術をかみ合わせて、組み合わせて、フィジカルAIの社会実装を実現したい」

6月、本格稼働を始めた動力源のモーターとロボットを一貫生産する第5工場では、フィジカルAIで自律的に動くロボットが組み立て作業に投入され生産性が向上しています。

安川電機は農業や医薬の分野でもこうした「社会実装」を始めていて、今後、取り組みが加速する見込みです。

高齢化や人手不足が深刻化する中、市は、フィジカルAIが課題解決のカギを握るとみていて、検討会議で重点施策や方向性を取りまとめ、今年8月までに戦略を策定する方針です。

テレビ西日本
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