兵庫県西宮市にある市立西宮高校の男性教師が上司からいじめを受け、適切に対応しなかったとして学校設置者の西宮市を訴えた裁判が始まり、市側は争う姿勢を示しました。
訴えによると、西宮市立西宮高校に勤務する40代の男性教師は2020年以降、上司の教師から度々、過大な業務を割り振られるなどの嫌がらせを受けました。
校長に相談しても転職を促されるばかりで、市教委に証拠を提出しても調査を怠るなど、いずれも適切な対応を取らなかったということで、男性教師は西宮市に3300万円の損害賠償を求めています。
きょう=12日、争点整理のための弁論準備手続きが始まり、西宮市側は請求の棄却を求めて争う姿勢を示し、具体的な主張は次回以降に行うとしました。
男性教師は、「音声などの証拠を示したが、市教委は長期間、ハラスメント調査をしなかった。主要な争点は、学校管理職、市教委の判断過程が適切だったのかという点にある」とコメントしています。