6月12日は1978年に宮城県沖地震が発生した日です。宮城県沖地震では亡くなった人の半数以上が、ブロック塀などの下敷きになったことが原因でした。しかし、それから48年が経った今も宮城県内には、危険と判定されたブロック塀があり、その半数以上が手付かずで残っています。
48年前、1978年6月12日に発生した宮城県沖地震。
宮城県と福島県で28人が亡くなりました。
このうち半数以上となる18人が、倒壊したブロック塀などの下敷きになったことが原因でした。
しかし、その後も危険なブロック塀はなくなりません。
2018年の大阪北部地震でも、倒壊したブロック塀の下敷きになって子供など2人が亡くなりました。
そして今も…。
記者リポート
「人通りの多い場所にあるこちらのブロック塀、すでに一部が欠けて、今にも倒れそうになっています」
県などは仙台市以外の34市町村で通学路のブロック塀1万240カ所を調査し、276カ所を特に危険で撤去が必要と判定しました。
このうちの245カ所で、3月末までに撤去が終わったということです。
一方で、改修が必要と判定した2588カ所のうち、改善されたのは1124カ所で、依然、半数以上がそのままになっています。
また、仙台市では通学路や公道沿い389カ所を危険と判定していますが、このうち、183カ所が手付かずだということです。(5月8日時点)
仙台市建築指導課 目黒彰一課長
「やはり近年、資材の高騰や人件費の高騰で、除却費用が高額になってしまうというところであったり、少し撤去・修繕が鈍化しているというふうには感じているところであります。やっぱり自分の大切な家族が、もし仮にそういった地震の影響でブロック塀が倒壊して巻き込まれてしまうという、そういった事故に遭ってしまったらということを思いを巡らせていただいて、いま一度点検をしていただければと思っております」
各市町村は撤去工事に対する補助金の制度も設けていて、危険なブロック塀の撤去を促しています。