選挙戦での“中傷動画”を巡り、連日対応に追われている高市総理大臣。

12日正午前に行われた自民党議員との面会では、いつもと異なる様子が。

11日のきびきびとした足取りとは対照的に、12日は歩みが遅いように見えます。

さらに報道陣が退出する直前、体を支えられるような場面もありました。

高市総理の体調について、面会後に問われた自民党の新藤議員は「全く問題ございません。ただハイヒールがちょっと高かったので、ハイヒールでちょっとつまずいたところがあった。本人元気でいます」と語りました。

その高市総理を、野党は12日も追及しています。

“中傷動画”問題を巡り、4日に一部週刊誌が、高市総理の秘書が中傷動画の作成者とのオンライン会議に参加したかどうかについて、高市総理の事務所から認めるとする回答を受け取ったと報じました。

この報道に対し、高市総理は翌5日の国会で「4月3日付の回答とされる内容は事実と違うと(秘書が)申しておりました」と週刊誌が報じた回答は事実と違うと強調。

しかし10日、その答弁が一転します。

高市総理:
改めて秘書に確認したところ、週刊現代に引用されている4月3日付の回答については、高市事務所から回答した内容であるということでしたので、その点は訂正します。

秘書がオンライン会議に参加していたことなど、週刊誌が報じた回答は事実だったと認めたのです。

その後、自民党が議事録の訂正を求めるなか、野党側は高市総理を強く批判。

立憲民主党・斎藤国対委員長:
虚偽の答弁だと言われても仕方がない。

中道改革連合の小川代表も「理解しがたい言い訳や言い逃れが塗り重ねられていくことで、総理としての資質、総理としての信認が脅かされかねない局面に入りつつある」と述べました。

一方、12日の国会では、高市総理の右腕・木原官房長官が自身の秘書官を巡る問題で追及を受けました。

中道改革連合・長妻元厚労大臣:
(官房長官秘書官は)ホテルには内緒で、妻ではない女性と一緒に2人で宿泊した、これは事実でしょうか。

木原官房長官:
今ご指摘の通りでありまして、ホテルで朝まで知人と過ごしたと聞いている。

木原長官の秘書官が経済産業省に在籍していた2025年、公費を使った大阪出張で不適切な行為をしていたことを認めました。

木原官房長官:
大阪に出張した際、知人女性をホテルの自室に招き入れたのは5回、そのうち2回は翌朝までいたと。

さらに、部屋に招き入れた女性の宿泊費は未払いで、木原長官は秘書官が「後日、私費で支払った」と説明。

また、女性に機密情報を漏らした可能性については「経産省と協力して総合的に確認している」などと述べるにとどめました。