大きな体を揺らしながら向かってくるクマ。
目の前まで来たかと思うと、撮影者の前を横切り、茂みへと姿を消しました。

クマは10日午後6時ごろ、青森・十和田市で、撮影者が自身の田んぼを確認していた最中に突然現れたといいます。

クマと遭遇した小笠原洋平さん:
目の前に来ただけでも大きく感じる。貫禄があった。車に乗っていなかったら恐怖を感じる。冷静にできたのかな。

一方、岐阜・揖斐川町でカメラが捉えたのは、クマがブロック塀の上を悠然と歩く場面です。

11日午前8時20分ごろ、パトロールをしていた町の職員が発見しました。

撮影されたクマは体長1メートルほどの成獣とみられ、6月9日に町の中心部で確認されたクマと同じ個体の可能性もあるということです。

富山県の黒部川河口付近でも、クマの目撃が相次いでいます。

6月8日以降、これまでに4件の情報が寄せられ、成獣とみられるクマの足跡も確認されています。

8日に野鳥観察のために河口を訪れていた男性は突然、遭遇した際の様子を「私もクマも目と目が合って、向こうも一瞬止まって、土手をのぼって逃げていった」と振り返ります。

クマの目撃は有名観光地でも続いています。

10日、日本三景の1つに数えられる京都府の天橋立の北側で捕獲され、駆除されたクマ。

しかし12日は南側で、再びクマの目撃情報が寄せられたのです。

警察などは天橋立を一時通行止めにしてクマを捜索。
しかし足跡などの痕跡は、今のところ見つかっていないということです。

一方、これまでに一度も確認されてこなかった地域でもクマの姿が捉えられました。

11日午後5時ごろ、兵庫・神戸市北区の山林に設置されたカメラに映っていた1頭のクマ。

神戸市内でクマが確認されるのは、これが初めてだということです。

現場は近くにゴルフ場もある場所で、市は周辺住民に注意を呼びかけています。