世界的な和食ブームによってわさびの海外からの需要は増加傾向にあります。
生産量の拡大につなげようと岩手県遠野市では6月11日、県による栽培技術の講習会が開かれました。
県が開いた講習会には、これから畑わさびの栽培に取り組む人など約50人が参加しました。
練りわさびの原料となる畑わさびは木漏れ日が差し込む冷涼な林の中などが、生育に適しているとされていて遠野市では、現在約5haで栽培されています。
11日は、県内で栽培されるわさびの一次加工を行っていて業務用わさびのトップメーカーに出荷している宮古市の企業「カネ弥」の金崎公威社長が講師を務め、種からの栽培の仕方や病害虫の対策などを指導しました。
国内の生産者はこの10年間で3分の1に減っているということで、和食ブームの中、海外からの需要に生産が追いつかない状態だということです。
カネ弥 金崎公威社長
「わさび栽培は収益性が十分取れるのだが、生産についての普及が全然されていない。その辺を普及しながら県内の産地を拡大していきたい」
畑わさびは6月から9月が収穫期で、遠野市のわさび研究会の農地では、6月12日から収穫が始まります。