1970年代には、幻の右と呼ばれる強烈なパンチでボクシングの世界チャンピオンに。

プロボクサー引退後はタレントとして、バラエティー番組を中心にお茶の間の人気を博したガッツ石松さんが肺炎のため、亡くなったことが所属事務所の発表によって明らかになりました。
76歳でした。

栃木県に生まれたガッツさんは中学卒業後に上京。
今から60年前、1966年にプロボクサーとしてデビューを果たしました。

そして1974年、3回目の世界挑戦で、日本人で初めてライト級の世界王座を獲得。
その後も自ら「幻の右」と呼んだパンチを繰り出し、世界王座防衛に5回成功しました。

また、リング上で拳を握りながら手を突き上げるポーズは、いつしか「ガッツポーズ」と呼ばれるようになりました。

後に、本人も「皆さんガッツポーズってあるけどね、これはね、ガッツ石松がやったポーズをガッツポーズって言われるようになったんですよ。チャンピオンになった日、そのときにやったぞー!って」と語っています。

1978年に現役を引退しタレントに転身しましたが、そこからがガッツさんの新たなステージの始まりでした。

天然キャラで幅広い世代から親しまれたガッツさん。
中でも多くの人の記憶に残るのが、「OK牧場」という言葉です。

物事を承諾するときに使う相づち、この「OK牧場」もガッツさんが初めて言い出した決めぜりふでした。

ボクサーとしてもタレントとしても、世代を超えて愛されたガッツさん。

所属事務所は11日、「故人に代わりまして、これまで温かく支えて下さった皆様に心より深く感謝申し上げます。ガッツポーズをするたびに、ガッツ石松を想い出していただければ幸いです。OK牧場!」とコメントを発表しました。

葬儀についてはすでに近親者のみで執り行われ、お別れの会については未定だということです。