スペイン・バルセロナにあるサグラダ・ファミリア。
そのメインタワー「イエスの塔」が完成し、式典が行われました。

先端には巨大な十字架が据えられ、高さは172.5メートル。
世界で最も高い教会となりました。

この瞬間を迎えるのにかかった歳月は、実に140年以上。

建設が始まったのは1882年。
サグラダ・ファミリアは資金難や設計図の焼失などで、幾度となく工事が止まる苦難の歴史をたどってきました。

当初、資金は寄付だけで、少しずつ工事が進められてきましたが、1926年、設計者アントニ・ガウディが路面電車にはねられ、死去。

さらに2020年には、新型コロナの影響で、建設費をまかなっていた寄付と入場料などの観光収入が激減しました。

しかし、ガウディが亡くなって100年の節目である10日、ついにメインタワーが完成したのです。

これで140年以上の建造の歴史に終止符が打たれる、というわけではありません。

今後、メインエントランスなどの建設が進められる予定で、目指す全体の完成は約10年後とされています。