気象庁は10日、エルニーニョ現象が発生したと見られると発表した。記録的猛暑となった2023年以来、3年ぶり。さらに、当時と同じパターンでスーパーエルニーニョが発生する可能性があり、猛暑に注意が必要だ。
地球規模で大気の流れに影響…天候を大きく左右
エルニーニョ現象とは、南米ペルー沖の海面水温がいつもより高くなる現象のこと。この海水温の変化は、地球規模で大気の流れに影響を与え、異常気象の一因と考えらている。
一般的に、エルニーニョ現象が発生すると、日本の夏は冷夏になる可能性が高いとされいている。
しかし、今年は太平洋の広い範囲で海面水温が高くなる「スーパーエルニーニョ」が予想されている。
南米ペルー沖の海面水温が通常より高くなるのがエルニーニョ現象だが、高温域が太平洋全体に広がるのが「スーパーエルニーニョ」。影響も広範囲に及ぶ可能性がある。
3年前の2023年にも同様にスーパーエルニーニョが発生しており、その年は記録的な猛暑となった。今年も同様のパターンをたどる可能性があることから、熱中症対策や節電など、暑さへの備えを早めに進める必要がありそうだ。
