福井県内に住む男性のIDを使って万博のウェブサイトに不正ログインし、チケットを転売した疑いで、東京都に住む中国籍の男が9日、逮捕されました。万博チケットを転売する目的での不正アクセスの検挙は全国で初めてです。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反で逮捕されたのは、中国籍で東京都新宿区に住む飲食業の47歳の男です。
警察によりますと、男は仲間と共謀し、2025年10月1日、県内に住む50代男性のログインIDとパスワードを使って万博の電子チケット公式販売ウェブサイトに不正ログインし、転売などを行った疑いが持たれています。
男らは、不正ログインで入手したこの男性の万博チケットを別の仲介サイト上で高額転売したということです。
その後、被害にあった男性から「購入した万博の電子チケット2枚が第三者に譲渡されている」と福井署に届け出があり犯行が明らかになりました。
その後の捜査で、都内のATMの防犯カメラ映像に転売で儲けた金を引き出す男の姿が映っていたことから、9日に逮捕されました。
万博のチケットを転売する目的での不正アクセスの検挙は全国で初めてです。
男は「不正アクセスをしたのは自分ではない」と容疑を否認しています。警察は複数人が犯行に関わっているとみています。
また、犯行に使われた仲介サイトには万博チケットのやり取りをした履歴が60回以上あったことから、余罪があるとみて捜査しています。