震災前、福島県には海水浴場が17カ所あった。震災後は8カ所だったが、2026年は1カ所増え9カ所になりそうだ。浪江町・請戸海水浴場の開設に向け、動き始めている。
■震災後初となる再開に向けて
2026年夏の開設に向けて調整が進められている、福島県浪江町の請戸海水浴場。
原発事故前は親子連れなど多くの人でにぎわっていて、これまで再開に向けて清掃活動などが行われていた。
そうしたなか、6月10日に動きがあった。
浪江町議会6月定例会に、町が提出したのは、約3億1300万円の補正予算案。このなかに盛り込まれたのが、請戸海水浴場の開設に向けた業務委託料・約900万円だ。
15日に可決・成立すれば、海開きの日程や期間など詳細を詰めていくことになる。開設されれば、16年ぶり。
■町民の思い
「道の駅なみえ」で働く金子恵さんにとって、請戸海水浴場は小学生の頃に家族と訪れた思い出の場所。開設を楽しみにしていた。
「夏休み中、家族とか親戚と共に兄弟と遊びに行った記憶がある。今、小学生の子どもが3人いるので、ちょうど当時の私と同じぐらいの年代の頃に遊びに行けるのかな」と金子さんはいう。
さらに、町のにぎわい創出につながることも期待していて「海で遊んだ後に道の駅に来てご飯食べたり遊んだり。ラッキー公園とかもあるので、立ち寄っていただければ」と語った。