【野川諭生アナウンサー】
「てつたま」です。
先週につづき今週も「ぜひうちに来てください」とお声掛けいただいた、てつたまファンのお家にお邪魔しています。
ファン宅訪問シリーズ、パート2です。
それでは…。

【野川アナ】
「鉄ちゃんのワンダーランドですよ」
前回は、家の屋根裏部屋を鉄道模型専用に改装した佐々木さんを取材。
部屋の中央にある階段を囲うように鉄道ジオラマが配置され、グッズや資料も並びます!ここに至るまで10年をかけて作り上げた、まさに秘密基地でした。
そして我々、てつたま取材班は2人目のファンが住む広島市安佐南区へと急行しました。

【岡本蒼樹くん・野川アナ】
「あら、こんにちは。お邪魔します」
「こんにちは」
「紹介しましょう、2人目は蒼樹くんです」
「よろしくお願いします」

こちらが今回の主人公、岡本蒼樹くん、小学6年生です。
蒼樹くんは、アストラムラインあるところに彼の姿あり!というアストラムラインのイベントで必ず出会う少年。
これまでメッセージアプリで何度も誘ってくれていたのです!

【岡本蒼樹くん・野川アナ】
「どうぞ」
「失礼します。あら!あらららら。これは蒼樹くん自慢のコレクションなんじゃないですか?」
「はい」
「6000系の運転台がほぼ再現されてるんだね?」
「はい。ちょっと中途半端なところもあるけど、あと2個で上部分の計器が全部(揃う)」
「いいのがマスコンの上に白い手袋が置いてあるんですよ。さっきまで(運転)やっていました、みたいな感じで」
「そうです。さっきまでやっていました」

勉強机の隣に置かれた運転台は、蒼樹くんがイベントや通信販売で手に入れた廃棄部品をテレビ台と組み合わせて作り上げた力作です。
せっかくなので、普段どんな風に楽しんでいるのか見せてもらいましょう!

【岡本蒼樹くん・野川アナ】
「(※コントローラー操作)・・・みたいな感じで」
「妄想でメーターが上がってくんだよね?」
「そう」
「蒼樹くん、本通発のイメージでやってみて!県庁前にすぐ止まります、みたいな」
(※本通駅出発のイメージで運転台操作)・・・みたいな感じです」
「蒼樹くんこの運転台のスペースにいる時は、蒼樹くんにとってどんな時間になる?」
「なんて言うんだろう…この世に(6000系の運転台は)数台しかないじゃないですか。いまこの瞬間、この音を出したのは僕だけかな・・・みたいな感じのことを思ってます。あと、日によってグリスの硬さが変わるんですよ。冬はめっちゃ硬いけど、いまの時季はめっちゃ柔らかいんです。すぐノッチが変わるんですよ。だからひとつずつ切り替えるのがすごく難しい」
「B7から非常(ブレーキ)に入っちゃったら大変だものね。そういうところも感じながら」
「はい」
「やっぱり動力免許欲しいな…」
「はははは。この年齢(小学6年生)で動力免許欲しいなと言っている子も、世界中で何人いるか・・・かもしれないね」
「少ない」

蒼樹くんの愛の結晶は、自作の運転台だけに留まりません。
部屋の中には、マスコットの『アストラムライン』くんや『アストラ美ちゃん』のグッズ。
さらには、なかなか手に入れることができない、いや、ライトなファン層は決して買わないであろうグッズもありました。

【岡本蒼樹くん・野川アナ】
「これはアストラムライン6000系の乗務員室の扉?」
「はい」
「最近再販して、欲しいってなって。クリスマスに買ってもらいました」
「クリスマスプレゼントがアストラムラインの乗務員室の扉だった・・・」
「はい。あと、仕切りドアとか、1000系の走行動画を見ていたら、これ1000系のじゃないかなと」
「あ、なるほど」
「正式には分からないですけど、1000系はガラスが曇っていたんですよ。6000系よりも」
「1000系は1編成しか作られなかったから…」
「1本しか作られなかったですね。ここの傷とか、後から塗られた感…裏側にあった塗り分け感とか…あとシールが貼ってないんですよ。乗務中は運転士に話しかけない…」
「『なんとか鑑定団』みたいになってくる…」
「はははははは」
「確かに…」
「本当に鑑定してほしい位ですね」
「そうですね」
「蒼樹くんは数ある鉄道の中でもやはりアストラムラインは特別なのかな?」
「はい。一番です」
「そこまで愛を持つようになったのは、どんなことがあったの?」
「ヌマジ交通ミュージアム(広島市交通科学館)に行って、帰ろうと思っていたら運転士さんが声をかけてくれて。抱っこして、洗車してるところとか見せてもらって。そこから結構好きになっていきました」
「その瞬間のこと覚えているんだ!」
「覚えています」

当時、幼稚園に通っていた蒼樹くんは、広島市交通科学館で親切なアストラムラインの運転士さんと出会い、アストラムラインがどんどん好きになっていきました。
その熱意を買われ、アストラムラインを開業時から支え続けた6000系の引退セレモニーでは、なんとラストランを飾る運転士に花束を渡す大役を担当しました。

【岡本蒼樹くん・母の美佐さん・野川アナ】
「あの場に行って・・・となるまでにどんな経緯があったの?」
「うーん、なんて言えばいいんじゃろう…」
「お母さん、どんな経緯があったんですか?」
「3年生、4年生と、リーガロイヤルホテル広島の『なりきり運転士プラン』に行ったり、『アストラムラインまつり』に行ったり、『急行リバイバルツアー』に行ったりする中で。本人がアストラムラインの運転士さんからイベントの方々からめちゃくちゃ話しかけまくって。そうした時に声をかけていただいて、セレモニーで花束贈呈をぜひ、ということで・・・」

いまやアストラムラインの関係者からも一目置かれる蒼樹くん。
将来の夢は…。

【岡本蒼樹くん・野川アナ】
「将来、なんかぼやっとでも見えてる?」
「アストラムラインの運転士になりたいです!」
「ぼやっと、だなんて失礼なことを…大変失礼なことを申し上げました。もうそれは小さい頃からの夢なのかな?」
「はい。ただ、たまに広電(広島電鉄)の運転士にもなりたいし、アストラムも楽しそうだし、広電もツーハンドルで楽しそうだなと思います」

アストラムラインか広電か…。気持ちは揺れ動きますが、電車の運転士になりたいという夢を実現するべく、突き進んでくれると私、確信しています。
期待しているよ、蒼樹くん!

テレビ新広島
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