全校生徒に紫外線対策の授業

3日、瀬戸内高校(広島市東区)では全校生徒を対象とした「目の健康と紫外線対策について考える授業」が開かれた。講師は大手眼鏡チェーン「Zoff」の社員・渡邊柴乃さん。紫外線が目に与える影響を具体的に解説した。「紫外線を浴びると瞼裂斑や白内障のリスクを招きます。目のシミのようなものは、一度できてしまうと治らないといわれています」

目の健康と紫外線対策について考える授業の様子
目の健康と紫外線対策について考える授業の様子
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校長がサングラス解禁を宣言

授業を受けた瀬戸内高校の櫨木崇校長は、授業の後、サングラスの着用解禁を宣言した。「サングラスをつけるのを解禁したいと思います。夏は強い紫外線となっていますので、積極的にサングラスをかけて、自分の目を守るようにしてください」。同日、バレー部の生徒およそ60人にサングラスが提供され、早速、屋外での練習の際に着用。生徒からは「まぶしくないので、目にあまり影響がいかなく、うれしいです」など、好意的な声が相次いだ。

瀬戸内高校の櫨木崇校長
瀬戸内高校の櫨木崇校長

紫外線増加と若年期の紫外線を浴びる量の多さが背景に

取り組みの背景には二つの事実がある。気象庁によると、紫外線量はつくば市の定点観測でこの35年間におよそ13.2%増加。またWHOは「生涯で浴びる紫外線の半分以上は18歳までに浴びる」と分析しており、学生時代からの習慣化が将来の目の健康に直結する。

WHO(世界保健機関)
WHO(世界保健機関)

広島では官民ともに着用が広がる

着用容認の動きは学校にとどまらない。広島県警は2024年に警察官の着用を認め、呉市・東広島市の消防局や広島バス、広島電鉄でも導入が進む。一方、日本人のサングラス着用率は世界的に見て、低い水準にある。今回の瀬戸内高校の取り組みが、学校現場から意識を変える契機になるかもしれない。

広島県内のサングラス着用状況
広島県内のサングラス着用状況

テレビ新広島

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