まるで天の川の中を泳いでいるような幻想的な光景。
鹿児島・奄美大島で撮影された、サンゴの一斉産卵の様子です。

海中を舞う0.5mmほどのピンク色の粒。
「バンドル」と呼ばれる、精子と卵が一緒になったカプセルです。

このカプセルが海面ではじけて散らばることで受精。
子孫を作ります。

今回産卵が撮影された奄美大島周辺の海は、2年前に夏場の高い水温の影響で白化現象が発生。
多くのサンゴが死んでしまいました。

一斉産卵はサンゴが生き残っていたことのあかし。

撮影した奄美海洋生物研究会・興克樹会長は「再生の第一歩に立ち会えたのは非常に喜ばしい。以前のようなサンゴ礁の景観が見られると期待している」と話しました。

サンゴの産卵は、8月末まで続く見込みです。