6月から始まる日米共同訓練に向け、アメリカ軍の輸送機が海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)に相次いで着陸した。機体から下された機材の中には、射程約1600キロのトマホークミサイルを搭載できる中距離ミサイルシステム「タイフォン」とみられるものも確認されており、訓練に向けた準備が本格化している。

約3時間の間に2機が飛来

6月7日午後3時50分ごろ、アメリカ軍のC-17輸送機が鹿屋航空基地に着陸した。着陸から約30分後、機体から2台の車両が下ろされた。

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その後、1機目の着陸から約3時間が経過した夜間、別の輸送機も相次いで飛来。フォークリフトなどを使って機材を搬出する様子が捉えられ、作業は夜間まで続いた。

夜間に動き出した「コンテナのようなもの」

作業が続く中、1機目で下ろされた車両が輸送機に近づく場面も目撃された。午後9時ごろ、その車両に連結されるかたちで、大きなコンテナのようなものが移動を始めた。

同じものを明るい時間帯に撮影して確認したところ、中距離ミサイルシステム「タイフォン」と酷似していることがわかった。

今回の日米共同訓練をめぐっては、鹿屋航空基地に「タイフォン」と、車両一体型の高機動ロケット砲システム「ハイマース」が一時展開される予定となっている。今回の動きはその準備の一環とみられる。

防衛省は「細部に関わるので答えを差し控える」

鹿児島テレビの取材に対し、防衛省は「何を運んでいたかは米軍の運用の細部に関わるので答えを差し控える」と述べるにとどめた。

訓練に伴い、アメリカ軍の関係者も鹿屋市内に滞在する見込みで、鹿屋市は防衛省に対して適宜、情報提供を行うよう求めている。

【動画で見る▶日米共同訓練 鹿屋航空基地で準備進む 中距離ミサイルシステム搬入か】

鹿児島テレビ
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