6日に富山市の八重津浜で男子中学生が溺れ、死亡しました。ライフジャケットは着用していなかったと見られ、消防などが着用の徹底を呼びかけています。
伏木海上保安部などによりますと、6日午後4時ごろ、富山市四方西岩瀬の八重津浜海水浴場で、「友達と遊んでいたところ、1人溺れている」と通報がありました。
救助隊員が駆け付けたところ、富山市に住む中学2年の男子生徒(13)が沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
伏木海上保安部などによりますと、男子生徒は別の中学校に通う2年生4人と海に遊びに来ていたということです。
ライフジャケットは着用しておらず、桟橋に座っていたところ何らかの理由で海に転落し、溺れたと見られます。
海上保安部と警察は8日に司法解剖を行い、男子生徒の死因は溺死とみられると発表しました。
本格的な海水浴シーズンを前に起きた海での死亡事故。男子生徒が見つかった場所は海水浴が想定されていないエリアで、コースロープが張られていませんでした。
地元の人によりますと、深さは3メートルほどあり、大人でも足がつかないということです。
消防の救助隊員は、海などで遊ぶ際はライフジャケットの着用が大切だと呼びかけます。
*富山北消防署 尾島知和主幹
「水際に行くときはライフジャケットを身に着けてもらいたい。事故が発生したら体を海の上に浮かべるのはライフジャケットがないと非常に難しい。身に着けることで、浮力を得ることができる」
富山北消防署の尾島主幹は、富山湾では急に水深が深くなるほか浜辺から沖に向かって「離岸流」と呼ばれる水の流れが発生することもあり注意が必要だといいます。
また、子どもたちだけで海や川で遊ぶのは避けてほしいと話します。
*富山北消防署 尾島知和主幹
「子どもだけでなく、大人の監視のもと行動してほしい。事前に(家族で)行く場所を設定してあったとしても、海での行動は危険が伴うので、「大人の目が届く範囲で」というのを親御さんの口から説明してもらいたい」
伏木海上保安部と警察は、詳しい事故の原因を調べています。