ヨーロッパから観光客を誘致するのが狙いです。宮城県は宿泊税を活用し、仙台市と共同でフランスの旅行プランナーを観光地に招き、モニターツアーを開催しました。
一行が訪れたのは、宮城が誇る観光地、松島にある国宝「瑞巌寺」です。
このモニターツアーはヨーロッパからの観光客を増やそうと、県が宿泊税を活用し仙台市と共同で初めて企画したもので、フランスの旅行プランナー5人が参加しました。
東北地方を訪れるのは全員が今回初めて。瑞巌寺では絵画や彫刻で装飾された部屋を見て回り、白い砂が敷き詰められた庭園を、ゆっくりと眺めていました。
ガイド
「ここは白砂の庭。梅の木が2本あって、政宗公が朝鮮出兵から持ち帰った臥龍梅を手植えしたと」
県によりますと、去年、宮城県内を訪れた海外からの宿泊者数はおよそ96万2000人で、そのうちの80%をアジアが占め、ヨーロッパからはわずか4%に留まりました。
宮城の魅力をアピールへ…。
松島の絶景を見ながらの「抹茶」も。
参加者
「IT’S OK!(大丈夫よ!)」
「ビター(苦い)」
日本の文化を体験しました。
参加者
「松島は美しいまちで、ここにこられて幸せ」
「とてもおだやかな気分になれた」
「自然がいい。混んでなくて静かなのがいい」
東北地方の空港には、パリからの直行便はないものの、台北を経由すれば乗り入れることができるため、県は観光客の誘致が期待できるとしています。
宮城県観光戦略課欧州誘客推進班 末永真一郎班長
「ヨーロッパの中でもフランスは訪日旅行者数が多く、リピート率も高いので、誘客を強化していきたい。景色がよかったり、グルメだったり、伝統文化をゆったり楽しんでもらえるのは、他の地域と比べても満足してもらえるのではと考えている」
ツアーでは松島のほかに、塩釜市や秋保大滝などを訪れるということです。