レバノンの親イラン武装組織ヒズボラの最高指導者は4日、イスラエルとレバノン政府が合意した停戦を拒否すると宣言しました。
イラン側はレバノンでの戦闘停止がアメリカとの協議の条件としていて、交渉の行方は不透明感が増しています。
イスラエルとレバノン政府は3日、停戦で合意しましたが、その条件にヒズボラの攻撃停止や、レバノン南部からの撤退が盛り込まれています。
これを受けてヒズボラの最高指導者カセム師は4日、声明を発表し、攻撃の停止やレバノン南部の放棄は「降伏であり、敵の勝利に等しい」と拒否する考えを示しました。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、ヒズボラの攻撃が続く場合、トランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相に軍事作戦の激化を許可する可能性があると分析しています。
レバノン情勢はアメリカとイランの戦闘終結に向けた協議の障害となっていて、交渉は不透明感が増しています。