竹久祐樹 記者:
「平日の朝ですがたくさんの列ができています。皆さんのお目当ては朝採れたてのトウモロコシです。甘-い香りが漂っていますね」
黄色い粒がぱんぱんに詰まっているのは、土佐の初夏の味覚「きび」です。高知ではトウモロコシのことを「きび」と呼んでいて、いの町の枝川では朝、採れたてのきびをその場でゆでた「ゆできび」が販売されています。
約40年前は10軒以上の露店が並び、いつしか「枝川きび街道」と呼ばれるようになりました。高齢化で現在は3軒ほどになりましたが、2026年も5月30日から「きび街道」がオープン。
40年ほど前から出店している水田青果では、6月4日も朝5時から収穫したというきびを大きな鍋でゆで、熱々のままその場で提供。甘い香りに誘われるように県の内外から「きびファン」が訪れ買い求めていました。
取材中の竹久記者は岡山県出身。ブンタンやミカンといった高知の果物にはすっかりとりこになったそうですが、「きび」のほうは-
竹久祐樹 記者:
「ゆでたてのトウモロコシです。実がたくさん詰まっています。トウモロコシは果汁とは言わないんでしょうけど、かんだ瞬間口いっぱいに甘さが広がりますね。うん、おいしい」
愛媛県から:
「朝6時に出ました」
Qきょうは何本買われたのですか
「6袋分。お土産用と。年に一回楽しみで」
土佐市から:
「甘くておいしいし、子どもも大好きなので。上の子が特に大好きなので、毎年買いに来ています」
水田青果・水田房子さん
「天気をちょっと心配しましたが、出来は上々です。遠くからわざわざおいでいただいて申し訳ないのですが、不定休なので収穫できない場合はお休みになります。今が最盛期なんですね。旬の味覚を味わってほしい」
水田青果では種を遅く植えた分が食べ頃となる7月上旬まで販売し、週末はゆでたものと生のものに加え「焼ききび」も提供する予定です。
2026年からは高知自動車道・伊野インターチェンジのすぐ近くに「きび街道」専用の無料駐車場が用意されました。生産農家は路上駐車などはしないよう、マナーを守って初夏の味覚を楽しんでほしいとしています。