1日に富山湾の沖合およそ6.5キロの場所で撮影された映像です。
*動画を撮影した 小澤俊樹さん
「盆栽のような形のいい流木みたいなものがくるくる回って、手のようなものがみえたオットセイかアザラシの」
オットセイの首のあたりをよく見ると、ロープのようなものがひっかかっていることが分かります。
*動画を撮影した 小澤俊樹さん
「どうも首に何かが巻きついていて、ロープ状のものがこれはなにかひっかかっているなと。行動を見ているとくるくる回りながら、ヒレのようなものではずそうとするような行動も見られた」
富山湾ではほとんど確認された例がないオットセイ。
専門家に写真を見せると…。
*新潟市水族館マリンピア日本海 岩尾一獣医師
「写真をみた感じ首の付け根あたりに傷があって状態としては何かヒモみたいなものが食い込んでいる。食い込み方は一日二日で食い込んだものではないだいぶ時間が立っているようにみえる。だいぶ進行していてケガの具合はひどくなっているかもしれない」
オットセイの首に絡まっているのは何なのでしょうか。
*新潟市水族館マリンピア日本海 岩尾一獣医師
「絡んでいるものとしてはロープや釣り糸、定置網の一部がありえる」
これに動画を撮影した小澤さんは。
*イヌワシ保護協会 小澤俊樹会長
「人間が捨てたものか、もしくはオットセイが網みたいなものに首を突っ込んで破ってきたものかわからない。いずれにしても人間が扱っていたものが首にまかれていたのでとにかくはずしたい」
専門家によると、元気な個体を海上で捕獲することは難しく、仮に弱っている個体を保護しても助かる可能性は低いといいます。
*新潟市水族館マリンピア日本海 岩尾一獣医師
「普段海にいる動物が陸に近くにくるという時点でおかしい。捕まえることができればなんとかなるかなと。元気もあって泳いでいる状態だと難しい。簡単に捕まえられる状態でとても弱っている」
*動画を撮影した 小澤俊樹会長
「この子が元気なうちに捕獲してロープを切ってあげたい。それだけでいいと思うので。自由になってくれたらなおいい」
専門家によりますと、オットセイが感染症を持っている可能性があるため、見つけた場合もむやみに近づかず、行政や自治体などに連絡してほしいということです。