2024年、熊本市の路上で面識のない大学生に暴行を加えてけがをさせ、死亡させた罪などに問われた少年の裁判員裁判です。
量刑が争点となっているこの裁判。検察側が懲役10年を求刑し、3日結審しました。
この裁判は、当時17歳だった少年がおととし2月23日の未明、熊本市中央区安政町の路上で、男子大学生の顔を殴るなどして外傷性くも膜下出血などを負わせ、死亡させるなどした罪に問われているものです。
少年は起訴内容を認めています。
3日は、被害者参加制度を利用して、死亡した男子大学生の両親らが意見陳述を行い、「理不尽で一方的な暴力で体育教師を目指していた息子の命を奪った被告人に厳正な処分を求めます」と述べました。
そして、検察側が「被告人は執拗かつ危険な暴行を加え、『笑われたと思った』という動機も理不尽きわまりない」として、懲役10年を求刑。
一方、弁護側は「殺意や計画性はなく、凶器も使用していない」などとして、懲役6年6カ月から7年までの刑を求めました。
裁判は3日結審し、判決は6月8日に言い渡される予定です。