官製談合の罪などに問われていた土佐清水市の前市長と前市議に、高知地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

土佐清水市の前市長・程岡庸被告(67)は2025年5月、市が発注した電気設備工事の入札で最低制限価格を市議だった永野裕夫被告(68)に漏らし、四万十市の業者に落札させた官製談合防止法違反などの罪に問われていました。

程岡被告は地元の商工会議所の会頭を8年間務めた後、2023年の市長選で初当選。しかし任期途中の2025年11月に官製談合が発覚。

永野被告と幼少期からの幼なじみだった程岡被告は4月に行われた初公判でこう話しました。

程岡庸 被告:
「永野市議から頼まれたからむげにはできないと思った。入札情報を教えることはいかんことやと思ったが、重大にも思わなかった」

6月3日の判決で田中良武裁判長は「2人は経済的利益を享受していないものの、公の入札の公正を害した程度は著しい。身勝手で酌むべき点はない」と指摘。

程岡被告に懲役2年・執行猶予3年、永野被告に懲役1年10カ月・執行猶予3年を言い渡しました。

判決後、程岡被告は取材に対し「市民の皆さんに迷惑をかけ反省している。今後、公職に就くつもりはない。控訴はしない」と話しました。

高知さんさんテレビ
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