大谷翔平選手の活躍以降、様々な「二刀流」が脚光を浴びていますが、こちらは異色「アイドル」と「県職員」の二刀流です。
一見、結びつかない2つの仕事。なぜ、掛け持ちをしているのか取材しました。
アイドルユニット「甘酸っぱいリズム」。
2025年結成、山陰を拠点に全国各地でライブ活動しています。
ファン:
よくあるアイドルソングとは一線を画した、ちょっと大人なアイドル。
このなかに異色の二刀流メンバーがいました!
ファン:
公務員とアイドルの二足のわらじをやる記事でバズったのを、たまたま見てハマりました。
公務員とアイドルの二刀流!金澤舞香さん。
2026年3月のSNSの投稿が「バズリ」ました。
「実は私、アイドルになるために島根県の正規職員を退職しました。」
金澤さんは出雲市出身で県外の大学を卒業後、Uターンして島根県の正規職員として県庁で働いていましたが、アイドルとしての活動に力を入れるため、2025年4月にいったん退職し、非常勤の「会計年度任用職員」になったことを告白。
投稿は約1万いいね!を獲得しました。
現在は、商工労働部で県内の学生など若者の就職支援を担当しています。
1日の勤務を終えた午後5時過ぎ。
田淵木萌記者:
お疲れ様です。今からどこへ行くんですか?
金澤舞香さん:
今からグループのメンバーとレッスンに行ってきます。
県庁をあとに向かったのはダンスのレッスン。
グループのメンバーでプロデューサーでもある佐宮花林さんからダンスと歌の指導を受けました。
仕事のあとですが、疲れを感じさせないキレキレのダンス、そして歌声です。
甘酸っぱいリズム・佐宮花林さん:
こんなにアイドルにまっすぐやってる子がいるんだと思うくらい、本当に頑張り屋さん。
レッスンは、午後8時近くまで続きました。
金澤舞香さん:
仕事終わりだったが歌って踊ることが好きなので、すごく元気になりました。
5月30日は、松江市内のライブハウスで結成1周年のライブ。
多くのファンが集まりました。
幼い頃から人前に立つのが好きだったという金澤さん。
県の正規職員として働いている時にメンバーの募集を知り、アイドルになりたいという気持ちに火が付きました。
ただ一方で、すでに就職しており仕事を辞めたくないという思いも…。
金澤舞香さん:
アイドルだけするっていうこともあったかもしれないが、島根県職員として働いてきて、すごくこのお仕事が好きだなと思ったし、続けたいなと思ったので二刀流を選びました。
思い悩むなか、ほかの県の職員がアイドルとの二刀流をこなしている例を知り、背中を押されました。
非常勤職員になったことで休みが増え、アイドルの活動に集中できるようになったそうです。
しかし…。
金澤舞香さん:
公務員という立場なので厳しい目線を向けられることもあり、しっかりしないといけないと常々思っているので、いろいろなご意見をいただくかも知れないなと怖い思いもありました。
アイドルとしてSNSへの投稿するときも「公務員」として少しためらいがありましたが、批判より応援の声が多く、励みになっているそうです。
金澤舞香さん:
少しでもグループの知名度を上げることにつながったかなと思うと、すごくうれしい気持ちです。どちらも島根のため山陰のために頑張りたいと思います。アイドル最高!
「異色の二刀流」!
公務員・金澤さんの「アイドル道」は、まだまだ続きます。