福岡県北九州市に集まったのは全国から選りすぐりの回転寿司職人たち。
店の看板を背負った熱戦を取材しました。
福岡県北九州市で3日、開かれた回転寿司職人の日本一を決める大会。
「すしの都」を掲げる北九州市が誘致に成功し、東京都以外で初めての開催となりました。
出場したのは全国の回転寿司店から集まった14人の職人たちです。
制限時間は6分。
握り10皿、軍艦2皿、細巻き3皿の、合わせて15皿を完成させなければなりません。
スピードはもちろん、仕上がりの美しさやネタとシャリのバランスを見るため、重さもグラム単位で評価されます。
◆観客
「すし愛せてるよ!」
◆職人
「愛してまーす!」
ユニークな声援も職人たちを後押しします。
さらに、寿司の腕だけでなく接客技術も審査対象です。
福岡県代表は北九州市の「廻転寿司 平四郎」の西颯也さん。
地元開催に緊張の面持ちです。
◆回転寿司 平四郎 西颯也さん
「福岡代表として恥かかないように。緊張せずに練習通りにやるだけなので頑張ります。」
握りのスピードを武器に挑んだ西さん。
この組で最も早く、15皿を完成させました。
ところが…。
◆回転寿司 平四郎 西颯也さん
「緊張してネタとシャリの大きさがばらついて…。速さも大事なんですけど、一番お寿司のきれいさが大事なので、決勝に出られればそこを改善したい」
速さを重視するあまり、仕上がりに課題が残ったと振り返ります。
初の地元開催で悲願の優勝はあるのか、全国の職人たちが技を競った熱戦の結果は…。
西さんは残念ながら予選落ち。
全国から腕利きの職人が集まっているだけあって、非常にレベルも高かったということです。
熱戦の結果「MVP」に輝いたのは、岩手県を中心に展開する「すし清次郎」の赤松遼太さん。
14人中、技術部門で1位、接客部門で3位という圧巻の成績でした。
今回の大会は北九州市が「すしの都」として誘致に成功したもので、これからも北九州から全国にすしの魅力を発信するとしています。