6月1日から新潟駅南口方面で通常の路線バスに比べ、輸送力が高い『連節バス』に乗客を乗せる実験が始まりました。深刻化するバス運転手不足の問題解決に向けた新たな一手として期待されています。

毎日、たくさんのバスが乗り入れる新潟駅。

6月1日午前9時前、南口にある『長潟線』のバス乗り場に多くの人が並ぶ中、到着したのは『連節バス』です。

新潟駅から新潟市江南区にある南部営業所までをつなぐ長潟線。

路線沿いには専門学校があり、朝の通勤・通学ラッシュの時間帯には多くの専門学校生などが利用する一方、新潟交通ではバス運転手の確保が課題となっていました。

【新潟市 中原八一 市長】
「今後の街づくりの進展や人の動きの変化を見据え、連節バスの駅南エリアにおける社会実験を行いたいと考えている」

こうした状況を受け、新潟市は通常のバスに比べ約2倍の輸送力を持つ連節バスの長潟線での運行について検証する考えを表明。

【新潟市交通ネットワーク推進室 久保匡義 係長】
「今まで駅南では連節バスのような大きな車両は走っていなかったので、連節バスの運転手の皆さんが安全に運行できることの確認と訓練(を行った)」

これまで連節バスが安全に停車できるよう、バス停付近の街路樹を切ったり、運転手の走行訓練などを実施。

そして、運行上の安全が確認できたことから、6月1日、実際に乗客を乗せる実験を開始しました。

【専門学校生】
「とても広くて奥行きがあってすごかった。(普段は)座れないが、きょうは座れたので快適」

【専門学校生】
「普段もこのバスで、いつも満員だが、きょうは快適に座れた」

1日の実験では約60人がバスに乗車し、目立ったトラブルはなかったということです。

【新潟市交通ネットワーク推進室 久保匡義 係長】
「円滑に移動できたことは一つの大きな成果だと思っているし、連節バスの後ろに車の列ができるようなことは、きょうは確認できなかったので安全な運行ができた」

新潟市や新潟交通は7月下旬まで平日の朝、連節バスを1便運行し、交通や天候への影響などを調べる方針です。

NST新潟総合テレビ
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