世界自然遺産の島、屋久島の固有種の花が山岳部で見頃を迎えています。
2026年はここ数十年で1番の咲き方と言われ、桃源郷のような絶景が広がっていました。
天候に恵まれた30日、九州最高峰の宮之浦岳への登山口には早朝から多くの登山客の姿がありました。
みなさんのお目当ては…
東京から
「シャクナゲです。本当に楽しみです。今年はすごくきれいだと聞いたので頑張って歩いてみたい」
岡山から
「シャクナゲが見られたらと思って」
愛知から
「初めて来たので楽しみです」
目指すのはシャクナゲが見頃を迎える投石平。
片道3時間半ほどの登山がスタートです。
50分ほど歩くと見えてきたのは淀川小屋。
小屋の脇を流れるのは屋久島でも屈指の清流、淀川です。
澄んだ川のせせらぎが心地よく響きます。
そこからさらに歩を進めると大木やこけ、そして日本最南端の高層湿原、花之江河など屋久島らしい風景が次々と顔をのぞかせます。
そして険しい岩場をロープでよじ登ると目的地・投石平に到着です。
種子島支局・中村哲也記者
「標高約1650メートルの投石平です。ご覧のように見事な景色が広がっています」
白や淡いピンク色で美しく咲き誇ったヤクシマシャクナゲの花。
鹿児島県屋久島町の花に制定されている固有種です。
種子島から
「50年に1度の大当たり年とうわさを聞いて、楽しみにしていたが本当に素晴らしい」
地元の登山客
「毎年登りに来ているが今年は特にシャクナゲ最高ですね。自然の美しさってやっぱり心にぐっときます」
地元の子どもたち
「初めて見たけれどめっちゃきれいですね」
山々を彩る絶景はまさに桃源郷のよう。
観光協会によると、ここ数十年で一番の咲き方だといいます。
山岳ガイド
「自分がガイドをやって17年くらいだが過去一だと思う。めちゃめちゃ咲いています。すごいですよね今年。うわ!って咲いていますね」
県内に接近している台風の影響が気がかりですが、投石平のヤクシマシャクナゲの見頃は今週いっぱいまでだということです。