12年前、東京女子医大病院で起きた2歳児死亡事故で、業務上過失致死の罪に問われている医師2人について、東京地裁は29日1人に無罪判決、もう1人に有罪判決を言い渡した。
小谷透被告(66)と福田聡史被告(44)は2014年、東京女子医大病院で当時2歳の孝祐ちゃんに鎮静剤「プロポフォール」を過剰に投与し、その後、死亡させた罪に問われている。
裁判は投与と死亡の因果関係などをめぐって争われたが、東京地裁は29日の判決で因果関係を認め、「注意義務があったが、漫然と投与を継続し、死亡させた」などとして、小谷被告に禁錮1年6カ月・執行猶予3年を言い渡した。
一方、福田被告については、「鎮静剤の選択を日常的に行っておらず、死亡結果の予見は困難だった」などとして、無罪を言い渡した。