29日の日本列島は各地で真夏日が続出しました。
最も暑かったのは、東京・府中市の33.7度で真夏日となりました。

正午過ぎの東京・お台場では、手元の温度計が33.3度となる暑さの中、人であふれ返っていて、原宿の竹下通りさながらの混雑ぶりとなりました。

そのお目当ては、現実の街を実際に歩いてポケモンを捕まえるスマートフォン向けアプリ「ポケモンGO」の大型イベント「Pokemon GO Fest 2026」で、5月29日から6月1日まで開催されています。

訪れた人は「1年に1度なので、子ども連れて長野県から来ました」「茨城県から来た。10年以上家族全員でやっています」などと話していて、全国から“ポケGOファン”が詰めかけました。

日本ではなく、イギリスやアメリカからもファンが訪れていて、アメリカから来たという男性は日焼けで腕が真っ赤になっていました。

ファンの熱気と相まって会場はまさしく“ヒートアップ”です。

訪れた人からは「想像以上に暑い。すぐかき氷買って少しでも冷やしていかないと体調面が心配」と不安の声もありました。

主催者によりますと、このイベントは当初8月に行っていましたが、暑さが厳しすぎるため、この時期にずらして開催することにしたといいます。

Niatic Japan・河村悠生さん:
サンバイザーだったりうちわを配ってますので、そういうのをみなさんにご活用いただく。複数箇所、救護テントを用意しておりますので、今回安全にイベントの実行をしている。

そして、欠かせないのがゲームに使う“スマホの暑さ対策”です。

スマホ専用の扇風機の他、“スマホにつける日傘”という気になるグッズも目にしました。

スマホに日傘をつけた人は「初めて使った。この(イベントの)ために買ってきた」「携帯が熱くなっちゃうので、日よけです」と話していました。

暑さを何とかしのぎながら外で楽しむ人がいる一方で、60代の女性からは「飽き飽きですけどね。外出も控え気味になりますね」といった声も聞かれました。

猛暑となった2025年の調査では、60代以上の6割が例年の夏に比べて外出が減ったと回答。
シニア層の外出頻度の低下が顕著となっています。

そうした中で、注目されているスポットがありました。

東京都内にある中高年専門の「パーソナルトレーニングジム 心身健康倶楽部」。
暑さの影響で利用者が増えているといいます。

心身健康倶楽部・枝光聖人代表:
高齢者の方ほど暑いときに表に出ると危ない。施設に来て空調の効いたところで安心安全で体力・筋力を維持したいという方がとても増えています。

通い始めて4年という84歳の女性は、週に1回通っているといいます。

トレーナーが「一回水分補給しましょう」と声をかけるなど、こまめな休憩も忘れません。

ジムに通う女性(84):
私ちょっと具合が悪かったので、きょうは優しい。いつもはしごき。

トレーナー:
やるからには効果出さないとね。

「心身健康倶楽部」は厚生労働省の認定を受けていて、医師の指示で治療のための運動療法を受ける場合、医療費控除の対象になることもあるといいます。

ジムに通う女性(84):
私ね、がんやったんですよ。車椅子でここ通った。それでもう本当に早く回復しました。歩けませんからね、外は暑いと。高齢者こそジムに来てた方がいいんですよね。

5月最後の平日となった29日は全国150地点以上で真夏日となり、静岡・川根本町や宮崎・串間市などで、5月として最も暑い1日となりました。