天守閣があったのかどうかが議論されている福岡城の天守台で半年間に及んだ発掘調査の結果が28日、明らかにされました。

◆福岡市 史跡整備活用課 大塚紀宣 課長
「発掘調査をしましたところ、しっかりとした根石の構造が出てきた。他の城の天守台で使われている構造と似ていて、江戸時代の工法であると」

国の史跡にも指定されている福岡城の天守台。

この上に天守閣が存在したのかどうかが長年の謎となっています。

福岡市は去年6月から12月にかけて天守台の石垣に囲まれた「穴蔵(あなぐら)」と呼ばれる場所で初めて発掘調査を実施し、その結果、地表に見えていた礎石の下から江戸時代の工法で築かれた「根石(ねいし)」と建物の基礎の一部である「束石(つかいし)」が見つかったということです。

また、江戸時代の建物に使用されていた瓦の破片とくぎも見つかっています。

これらは、天守閣の存在を裏付けるものなのでしょうか。

◆福岡市 史跡整備活用課 大塚紀宣 課長
「大きな建物を建てる可能性があった工事だったというのは確認できた。残念ながら、今の段階ではそれ以上のことは分かっていない」

福岡市では29日から天守台の外側まで範囲を広げた2回目の発掘調査を実施します。

テレビ西日本
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