「梨瑚さんの調書はでたらめで全部作り話で、最初から最後まで全部ウソです」(証人尋問で証言する共犯の女)

証言台に立ち、内田梨瑚被告(23)の主張を全否定し、嘘だと主張した共犯の女(当時19)。

北海道旭川市の橋で2024年、全裸にされた女子高校生が橋から落とされ、殺害された事件の裁判。

5月27日の証人尋問。

内田被告と共犯の女が語った女子高校生の最後の状況が全く違うことが、27日の証人尋問で浮き彫りとなった。

共犯の女が語った状況は―

共犯の女の証言に基づく再現
共犯の女の証言に基づく再現
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「(内田被告は)顔を靴の裏で5秒から6秒踏んづけたり、髪の毛を引っ張ったりしていました」(証人尋問で証言する共犯の女))

「死ねるもんなら死んでみろ、お前死ぬんだべ」(内田梨瑚被告)

命を奪われる直前まで橋の上で暴行を受け、全裸にされた女子高校生。

「早く落ちろ。自分で死ねや」(内田被告)

「落ちろや」(共犯の女)

このように女子高校生に対し100回以上怒鳴りつけ、責め立てた2人。

共犯の女の証言に基づく再現
共犯の女の証言に基づく再現

「両手を左右に広げて欄干を掴んでいました」(証人尋問で証言する共犯の女)

闇の中、橋の欄干に川の方を向かされ、女子高校生は十字架のような姿勢で座らされました。

「ふー(深呼吸)」(女子高校生)

「女子高校生は1回だけ大きく深呼吸して体を前に傾けました」

「その瞬間に梨瑚さんは女子高校生の肩甲骨のあたりを両手の手の平で押しました」

「私の前から一瞬で消えました」

「私は欄干の隙間から手を伸ばしましたが、ギリギリ届くか届かないかの距離でした」

「体感で6秒ぐらいだと思います」

「キャーという高い叫び声が聞こえました。その後『バン』という音が聞こえた。何かにぶつかった音。川に落ちた音だと思いました」(いずれも証人尋問で証言する共犯の女)

女子高校生が川に落ち、事の重大さに共犯の女が気づく。

事件があった現場
事件があった現場

「梨瑚さん、いないです。やばくないですか?」(共犯の女)

「(共犯の女に)一緒に行くよ。家に帰りな」(内田被告)

一方、内田被告側は橋から戻るとき、「キャー」という叫び声、ダンッという大きな音が『背後から』聞こえたとしている。

証言が食い違いが際立った。

初公判で内田被告は。

初公判で内田被告は「私には殺意はありませんでした」と発言
初公判で内田被告は「私には殺意はありませんでした」と発言

「私には殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません。そのほかの部分については弁護人にお任せします」(内田被告の初公判での発言)

これに共犯の女は、「被害者のことを今話せるのは私と梨瑚さんしかいません」と話した上で、次のように述べた。

「梨瑚さんの調書はでたらめで、全部作り話で、最初から最後まで全部嘘です」

「一番の償いは私たちの死のみだと思います」(いずれも証人尋問で証言する共犯の女)

真っ向から食い違う2人の証言。

真っ向から食い違う2人の証言
真っ向から食い違う2人の証言

女子高校生の命が奪われたその瞬間、何があったのか。

裁判は5月28日以降も続き、判決は6月22日の予定だ。

北海道文化放送
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