サッカーワールドカップの価格が高騰しているチケット販売をめぐり、ニューヨーク州などがFIFA(国際サッカー連盟)に対する捜査に乗り出しました。
6月に開幕するサッカーワールドカップ(FIFAワールドカップ2026)の観戦チケットの販売をめぐり、当初の「座席ゾーン」が変更され、価格の高騰を招いたとして、ニューヨーク州とニュージャージー州の司法長官がFIFAに対する捜査を始めたと明らかにしました。
発表によりますと、チケットが販売された当初、FIFAの座席表は最も高い「カテゴリー1」から「カテゴリー4」まで、4つの座席ゾーンに分けられ、多くのファンが購入しました。
ところが、FIFAはその後、4つのゾーンの中にさらに条件の良い座席ゾーンを設け、高い価格のチケットを販売したことから問題となりました。
すでにチケットを購入したファンからは、意図せずに条件の悪い座席を割り当てられたと訴えています。
また高価な「カテゴリー1」で購入したものの、変更後、座席がピッチから遠い「カテゴリー2」の座席ゾーンになっていたケースもあったということです。
FIFAのチケット利用規約には、販売サイト上の座席表などは「あくまでも参考情報であり、スタジアムの実際のレイアウトを反映しているとは限らない」としていますが、捜査当局はこうした「後出し販売」がファンを欺き、価格の高騰に影響を与えた可能性もあるとみて調べています。