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プレスリリース配信元:株式会社ラサーナ

5月28日は「女性の健康のためのアクション」国際デー。130人超の自主調査で見えた、家族や仕事を優先するあまり“相談の入口”から遠ざかる女性たちの実態

5月28日「女性の健康のためのアクション」国際デーを前に、ひかり調剤薬局は、働く女性・子育て世代の“自分の不調を後回しにしてしまう実態”に関する調査を実施しました。その結果、63.6%がこの3カ月で自身の体調不良を後回しにし、75.0%が自分の不調より家族を優先した経験があることがわかりました。忙しい毎日のなかで、女性が小さな不調を抱え込みやすい現状と、薬局に求められる支援のあり方が見えてきました。


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調査実施の背景
新年度が始まり、仕事や家庭の予定が大きく動く春。新しい環境に慣れようとする日々のなかで、自分の体調の変化に気づいていても、「今はまだ大丈夫」「もう少し様子を見よう」と後回しにしてしまう女性は少なくありません。
5月28日は「女性の健康のためのアクション」国際デーです。この日は、女性の健康や権利について考え、声を上げ、必要な支援や行動につなげる日として位置づけられています。ひかり調剤薬局ではこの時期にあわせて、女性たちの不調が「我慢すれば済むこと」として見過ごされていないかを見つめ直したいと考え、今回の調査を実施しました。
新年度の忙しさのなかで、女性たちの健康は「いちばん後回し」になっていないか
今回の調査では、「自分の体調不良を後回しにしたことがあるか」という設問に対し、「よくある」が25.0%、「たまにある」が38.6%となり、あわせて63.6%が“後回し経験あり”と回答しました。6割を超える女性たちが、自分の不調に気づきながらも、すぐにはケアにたどり着けていない実態が見えてきました。



「自分より家族」が当たり前になり、自分の不調は後ろに回る
今回の調査で特に印象的だったのは、**75.0%が「自分の不調よりも、家族の予定や体調を優先したことがある」**と答えたことです。子どもの予定、家族の体調、日々の段取りを先に考えるうちに、自分自身の不調はつい後回しになる。これは単なる“忙しさ”ではなく、多くの女性が日常的に担っている役割の重なりを映し出しているとも言えます。家族のことを回す人ほど、自分のことは最後になりやすい――そんな構図が、数字として表れました。



後回しにしてしまう理由は、「我慢」「忙しさ」だけではない
では、なぜ女性たちは自分の不調を後回しにしてしまうのでしょうか。最も多かった理由は「受診するほどではないと思った」52.3%、次いで「仕事が忙しく時間がない」43.2%「相談するほど深刻ではないと思った」32.6%となりました。
ここから見えてくるのは、強い症状を我慢しているというよりも、“相談や受診に進むほどのことなのか判断できない”というためらいです。忙しさはもちろんありますが、それ以上に、「この程度で相談していいのだろうか」という迷いが、受診や相談への一歩を止めている可能性があります。



後回しにされやすいのは、“我慢できてしまう不調”
後回しにしたことがある不調として最も多かったのは、「疲れ・だるさ」41.7%でした。続いて、「頭痛」37.1%、「肩こり・首こり」31.8%、「睡眠不足・眠りの浅さ」27.3%となりました。
命に直結するような強い症状ではなくても、毎日の生活の質を徐々に下げていく不調が並んでいることがわかります。また、生理痛やPMS、貧血っぽさ、気分の落ち込み・イライラといった、女性特有または女性に多い不調も一定数見られました。多くの女性が後回しにしているのは、“特別な病気”ではなく、暮らしのなかで積み重なる小さな不調です。そして、こうした不調は、生活を完全に止めるほどではなくても、気力や集中力、家事や育児への向き合い方に影響しやすいものです。それでも後回しにされやすいのは、「なんとか動けてしまう」ことが背景にあると考えられます。
不調は軽く見えても、暮らしには影響している
実際に、体調不良を後回しにしたことで、56.8%が「仕事・家事・育児に影響が出た」と回答しました。
疲れや睡眠不足、頭痛などは、その場で我慢できる一方で、積み重なることで集中力や気持ちの余裕を奪い、日々の暮らしをじわじわ圧迫していきます。
自分のことを後回しにするのは、目の前の用事をこなすための“合理的な選択”のようにも見えますが、結果としてその不調が、仕事や家庭生活に少しずつ影響を及ぼしていく。自分を後回しにすることは、自分のためにならないだけでなく、暮らし全体の回り方にも影響する――そんな現実がうかがえます。



相談相手の中心は家族。薬局はまだ“最初の相談先”になりきれていない
「最初に不調や薬のことを相談する相手」として最も多かったのは「家族」51.5%で、次いで「インターネット検索」14.4%、「特に相談しない」10.6%でした。この結果からは、女性たちがまず身近な人や検索に頼っている一方で、専門職への相談が初期段階ではまだ十分に選ばれていないことがわかります。つまり、体調に迷ったときに、「まず薬局で聞いてみよう」という行動が、まだ日常の選択肢として根づいていない可能性があります。
一方でこれは、薬局にとっては“役割を広げられる余地”が大きいことも意味します。医療機関に行くほどではないけれど気になる不調を、最初に言葉にできる場所としての期待が残されているとも言えます。
女性たちが薬局に求めているのは、「薬のこと」だけではなかった
薬局で相談できるなら知りたいこととしては、「市販薬の選び方」40.9%、「受診すべきかどうかの目安」34.8%、「自分に合ったセルフケア方法」33.3%が上位となりました。
この結果は、薬局に求められている役割が、単なる“薬を受け取る場所”にとどまっていないことを示しています。女性たちが求めているのは、**“今の自分の状態を整理し、次の行動を考えられる相談の入口”**。女性たちが知りたいのは、「どの薬が合うか」だけでなく、今の不調が受診すべきものなのか、家でケアできるのか、その見極めです。忙しい毎日のなかで、受診とセルフケアのあいだをつなぐ相談先が求められていることがわかります。



薬局に求められるのは、専門性だけでなく“話しやすさ”
「薬局で相談しやすいと感じる条件」としては、「話しやすい雰囲気がある」46.2%、「無料または気軽に相談できる」45.5%、「予約なしで相談できる」40.9%、「女性薬剤師に相談できる」37.9%が上位でした。ここで注目したいのは、女性たちが最優先にしているのが、最新設備や特別なサービスではなく、相談の心理的ハードルを下げてくれる基本的な安心感だという点です。声をかけやすい雰囲気、短時間でも話せること、身構えずに立ち寄れること。そうした小さな設計が、不調を後回しにしない行動につながる可能性があります。
また、「自分の不調を後回しにしないためにあったらいい支援」としては、「短時間で相談できる窓口」43.2%、「仕事帰りでも利用しやすい時間帯の相談対応」36.4%、「受診の目安を教えてくれること」32.6%、「体調に関する正しい情報提供」31.8%が挙がりました。
必要とされているのは、何か特別なイベントや一時的な啓発だけではなく、普段の生活導線のなかで使える現実的な支援です。数分で相談できる、帰宅前に立ち寄れる、病院に行くべきか判断できる。そんな“使える支援”が整うことが、女性たちの受診・相談行動を後押しすると考えられます。



自由記述から見えた、“言い出しにくい不調”の存在
自由記述では、
「血液検査で精密検査が必要と言われたが忙しくて後回しにしている」
「3カ月ほど不正出血が続いている」
「家事、子育て、仕事の疲れやイライラによる不眠について相談したい」
「更年期の症状、PMS、動悸について後回しにしている」
「抑うつ感などの心理的・精神的なものはなかなか相談しにくい」
といった声が寄せられました。
身体の不調だけでなく、婦人科系の悩みメンタル面の不調は、とくに「どのように説明すればいいか分からない」「相談すること自体に抵抗がある」「受診するほどか判断しにくい」といった理由から、後回しにされやすいことがうかがえます。
不調を相談しにくい背景には、時間のなさだけでなく、言語化しにくさや、相談への心理的ハードルもあることが見えてきました。
5月28日「女性の健康のためのアクション」国際デーに考えたい、“不調を後回しにしない社会”とは
5月28日は、女性の健康と権利について考える**「女性の健康のためのアクション」国際デー**です。今回の調査で見えてきたのは、女性たちが健康への意識が低いのではなく、自分のことを後回しにせざるをえない毎日の構造でした。
忙しさ、家族優先、相談の迷い、時間のなさ。その積み重ねのなかで、小さな不調が見過ごされ、暮らし全体への影響になって現れていく。だからこそ今必要なのは、女性たちに「もっと自分を大切に」と呼びかけるだけではなく、自分の不調を言葉にしやすく、相談しやすく、早めにケアにつなげやすい環境を、地域のなかに増やしていくことではないでしょうか。

女性の健康サポートに取り組むひかり調剤薬局

ひかり調剤薬局が考える、地域薬局としてできること
厚生労働省は、女性が生涯を通じて健康で充実した日々を過ごすためには、家庭、地域、職域、学校といった生活の場を通じて、女性の健康問題を社会全体で総合的に支援することが重要だとしています。
ひかり調剤薬局では、今回の調査結果を通じて、女性の健康支援に必要なのは、特別な人だけのための大きな仕組みだけではなく、**「ちょっと気になる段階で、短時間でも安心して相談できる地域の入口」**だと考えています。
たとえば、
- 不調を言葉にする手助けをすること
- 市販薬やセルフケアの選択肢を整理すること
- 受診の目安を分かりやすく伝えること
- 必要に応じて医療機関につなぐこと
- 女性が話しやすい環境や時間帯を工夫すること

こうした小さな支援の積み重ねが、女性が自分の不調を後回しにしすぎない地域づくりにつながるのではないかと考えています。
ひかり調剤薬局は、今後も、働く女性や子育て世代の女性が自分自身のことを大切にできるようサポートしていきたいと考えています。女性が自分の不調を後回しにしないための、最初の一歩を受け止める存在として、私たちにできることは少なくありません。必要なときに適切な場所への相談へつなげられるよう、地域の薬局としてできる支援のあり方を考え発信してまいります。
調査概要
調査名:働く女性・子育て世代の「健康への向き合い方」に関するアンケート
実施主体:ひかり調剤薬局
調査方法:Googleフォームによるインターネット調査
調査期間:2026年4~5月
有効回答数:132件
回答者属性:女性97.0%、男性3.0%。年代は40代34.8%、30代28.8%、50代以上18.9%、20代17.4%。就業状況はフルタイム勤務51.5%、パート・アルバイト28.8%など。
店舗概要
薬局名:ひかり調剤薬局
所在地:京都市伏見区
ホームページhttps://hikari-pharmacy.net/
対応内容:調剤、妊活相談、妊娠中・授乳中のお薬相談、生理・PMS相談、アフターピル相談・販売
対応体制:女性薬剤師対応、衝立によるプライバシー配慮、必要時受診案内、日曜日営業

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