宮城県内でクマの目撃情報が相次いでいます。こちらは5月20日、大崎市で撮影された映像です。クマのすぐ近くでは、車も通行しています。クマによる人身被害が懸念される中、丸森町では20日、自治体の判断で猟銃が使用できる、緊急銃猟の手順を確認する訓練が行われました。

記者リポート
「訓練は、あちら丸森中学校の東側の河川敷の木のところにクマが居座っているという想定で行なわれています」

訓練には丸森町と角田市、警察、自治体から委嘱された有害鳥獣駆除隊など、あわせて35人が参加しました。

自治体の判断で猟銃が使用できる緊急銃猟では、クマが人の生活圏に侵入し、銃猟以外の捕獲が困難であることなど、4つの条件を全て満たす必要があります。

警察
「おりの中に入っているクマとは条件が全く違う。逃がす方向も検討してもらい、斜めの方から下に向かって撃てる状況があるなら、そこから撃ってほしい」

訓練では役割分担や配置を決めた後、安全確保から捕獲までの流れを確認しました。

丸森町農林課 八巻義和課長
「あまり遠くてもクマには当たらないし、近いとハンターに危険が及ぶので、距離感が難しいと思った。連携を図って人的被害がないように、スピーディーな態勢をとって対応していきたい」

宮城県内の緊急銃猟による駆除は、19日の大崎市での事例も含め、これまでに「4例」実施されています。

仙台放送
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