能登半島地震による被害を受けた氷見市の海沿いの地区で地下水位を下げ、液状化の再発を防ぐ対策の実証実験に向けた工事が本格的に始まりました。
富山県氷見市の間島・栄町地区では能登半島地震により、約6.5ヘクタールにわたり地下から砂が噴き出すなど、液状化の被害がありました。
大きな揺れがあった場合、再び液状化する恐れがあることから、市は「地下水位低下工法」での対策を検討しています。
この工法は、「集水管」と呼ばれる管で地下水を汲み上げ、排水し、地下水位を下げることで地盤を固くすることができるとされています。
この地区の地下水位は約1.2メートルですが、工事を行うことで市は3メートルまで下げられるとしています。
その効果を検証するための実証実験の工事が今月から本格化していて、19日は集水管のメンテナンスなどで必要となるマンホールが設置されました。
集水管は来月中旬ごろにまでに約120メートルにわたり設置される予定です。
*氷見市都市計画課液状化対策総括担当 瀬戸智徳課長補佐
「ようやく本格始動できて率直によかった。住民に十分な理解を得ながら事業を進めていきたい」
氷見市は8月から12月まで実証実験を行う予定で、地下水位が下がるか、地盤沈下が起こらないかなどを確認します。