5月16日に亡くなった元北海道知事の堀達也さんの通夜が営まれました。
1995年から2期8年、知事を務めた堀さんと生前、交流のあった多くの人が参列しました。
元知事・堀達也さんの通夜は5月18日、札幌市中央区の葬儀場で営まれました。
「堀道政時代、北海道にとってつらいことがたくさんあったと振り返るが、だからこそ『試される大地』ということで、新しい地域づくりへの転換点に立った時の知事だったと引き継いだ立場から振り返る」(前北海道知事 高橋はるみ参院議員)
堀達也さんは、樺太、現在のサハリン出身で、1958年に北海道職員となり、副知事などを歴任した後、1995年の北海道知事選で初当選し、2期8年務めました。
1期目途中の1997年には北海道拓殖銀行が破綻し、景気対策を下支えしたほか、大型公共事業を見直す財政改革「時のアセスメント」に全国に先駆けて取り組み、当時の流行語の上位にもノミネートされました。
「変革の時代に責任担う知事として困難な状況に勇気をもって立ち向かう」(堀達也さん)
1998年にはJリーグのコンサドーレ札幌やエア・ドゥへの財政支援を行ったほか、北海道のキャッチフレーズとして「試される大地」を掲げ、話題になりました。
原発政策に関しては2000年に泊原発3号機の増設の同意を表明した一方、「高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみは受け入れがたい」とする条例を都道府県で初めて制定。
最終処分場の受け入れを拒否する姿勢を示しました。
引退後は札幌大学の理事長、北海道スポーツ協会会長などを歴任。
以前から肺腺がんを患い、札幌市内の病院で闘病していましたが、16日、亡くなりました。
90歳でした。
告別式は5月19日午前、行われます。