政府の地震調査委員会は、4月20日に三陸沖で発生した地震のあと、震源周辺で「ゆっくりすべり」と呼ばれる現象が加速していると発表しました。
今後、大きな地震につながる恐れがあるとして注意を呼びかけています。
これは5月14日に開かれた政府の地震調査委員会の会見で発表されました。
三陸沖では4月20日、マグニチュード7.7の地震が発生し、岩手県内では盛岡市などで震度5弱を観測したほか、津波警報も発表されました。
地震調査委員会によりますと、この地震の後、震源の周辺で断層がゆっくりと動き、ひずみエネルギーを開放する現象「ゆっくりすべり」が加速していることが確認されたということです。
「ゆっくりすべり」は東日本大震災の前にも発生していて、さらに加速した場合、マグニチュード7や8以上の地震が周辺で発生する恐れがあると指摘しています。
地震調査委員会の発表を受け達増知事は15日の定例会見で次のように述べました。
達増知事
「大きい地震や津波は、すぐにも起きうるという警戒を持っていなくてはならない」
この上で達増知事は「政府の助言などを参考にしながら地震津波防災を進めていく」と述べました。