岩手県盛岡市では5月14日夜、中心部や住宅街で相次いでクマの姿が確認されました。警察などが警戒を呼びかけています。
盛岡市上田の岩手大学では、14日午前7時40分ごろ、成獣とみられるクマ1頭が出没しました。
クマは構内にとどまり続けた後、午後6時すぎに敷地外に出ていくのが確認されていました。
その後も市内の中心部で目撃が相次ぎました。
午後7時半ごろには、約500m離れた岩手高校の敷地内、約30分後に本町通の交番付近。
さらに、午後9時45分ごろには官公庁が並ぶ盛岡市内丸に出没。盛岡地方裁判所付近などを徘徊したとみられています。
午後10時ごろに撮影された櫻山神社の防犯カメラの映像です。
境内に侵入したクマが、周囲の様子をうかがいながら歩き回っています。
櫻山神社 佐藤辰吾権禰宜
「びっくりした。早いうちに捕獲されるか、どこかに行ってもらえると助かる」
クマはこの神社で目撃されたのを最後に姿をくらませています。
一方、南西に2kmほど離れた本宮の住宅街でも、午後11時50分ごろ、クマの姿がとらえられました。
路地から突然、クマが現れ、向かってくる姿が映っています。
市では中心部に現れたクマとは別の個体とみています。
一夜明け、市民からは不安の声が聞かれました。
通勤する人
「危機感を持ってます、もう怖いですよ、他人事ではない」
「怖いですね、もうちょっと対策が取れないのかと思う」
これまでに人や物への被害は確認されていないということですが、警察や市は警戒を呼びかけています。