伊豆急行は5月13日、同社の社員が勤務時間中に予約端末を本来の目的以外で使用し、座席指定券を不正に発券していたと発表しました。
座席指定券が不正に発券されたのは4月19日に運行した特急踊り子2号の伊豆急下田から横浜までの普通車指定席3人分です。
伊豆急行によると、同社の社員が4月16日に伊豆高原駅で切符の販売業務をしていた際、予約端末を本来の目的以外に使用し、料金を支払うことなく座席の指定券を発券しました。
伊豆急行では、訪日外国人旅行者向けの鉄道パスなど特急料金が含まれている一部の企画券について、「座席指定のみ券」を追加料金不要で発券することができ、不正行為をした社員は別の社員4人と私用で特急踊り子号に乗車するにあたり、1列4人の座席を2列分押さえていて、目的は隣の座席に他の乗客を座らせないようにするためだったということです。
これにより、不正に発券された座席の販売や利用ができない状態となりました。
不正行為は内部通報により発覚し、5人はいずれも自身の座席分については正規の料金を支払っていたことがわかっています。
伊豆急行は発覚以降、不正発券をした社員を発券業務から外していて、さらなる事実関係を確認した上、社内規程に照らして厳正に対処する考えを明らかにしているほか、「お客様や社会にご迷惑をお掛けしたことをお詫びいたします。今後は本社を含め管理体制をさらに強化し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。