神奈川県教育委員会は14日、部活の教え子の女子生徒に対して2年以上にわたり性交を繰り返した高校教師など、男性教師5人を懲戒免職にしたと発表した。
県教育委員会によると、川崎市内の県立高校の30代の男性教師は2023年12月から2026年3月までの2年3か月間、自らが顧問を務める部活動の教え子である女子生徒2名に対して、車の中などで複数回性交を繰り返していたという。
教師本人が、「被害者との関係が明らかになるかもしれないとの情報を得た」ということで、上司に女子生徒との関係を申し出て、事態が発覚したとしている。
この男性教師は既婚者だった。
男性教師は「顧問としてかわいがっていた中で気にかけるようになって、徐々に距離が近くなった」などと話しいる。男性教師は懲戒免職処分となった。
警察には被害届が出されていて、在宅のまま捜査が続いているとのことだ。
さらに、藤沢市内の公立学校の30代の男性教師は2023年9月に、同僚の女性に対して、学校内の教室や倉庫で肩を掴んで5~10回キスをし、胸を触るなどのわいせつ行為をしたという。
2024年4月から7月にかけても、教室で繰り返し、両手で女性の頬を挟んだり、髪を触るなどしたとのことだ。
女性が被害を申し出て事態が発覚し、現在警察が捜査している。
男性教師は、「一緒に仕事をするなかで、被害女性が自分に好意を持っていると勘違いし、被害者に対する好意とわいせつ行為を行うよう欲求があり、やってしまった」と話しており、懲戒免職処分となった。
また、当時17歳の女性と自宅で性行為に及ぶなどした相模原市内の県立高校の30歳の男性教師、勤務先の小学校の女子児童のスカートの中を盗撮するなどした寒川町立小学校の36歳の男性教師、商業施設で女性のスカートの中を盗撮するなどした大和市内の公立中の25歳の男性教師も懲戒免職処分となった。
神奈川県教育委員会の花田忠雄教育長は「再三にわたり、不祥事防止に向けた指導の徹底に取り組んできたにもかかわらず、不祥事が後を絶たないことは、痛恨の極みであり、忸怩たる重いです」とした上で、「被害者はもとより、県民の皆様の神奈川の教育に対する信頼を大きく損ねる不祥事を起こしたことに、教育長として、心からお詫び申し上げます」と謝罪するコメントを出した。