福岡県北九州市では、持続可能な航空燃料「SAF」の原料を生産している工場が、13日に公開されました。
北九州市若松区にある「サニックス資源開発グループひびき工場」。
ここで生産されているのが、飲食店や食品工場から排出される廃水や汚泥などの産業廃棄物から作られる「再生油bio(R)」です。
重油の代わりの燃料として注目されていて、この工場では年間約2500万トン作っています。
◆記者リポート
「この『再生油bio(R)』を使って、持続可能な航空燃料『SAF』の原料を作る実証実験が4月から始まっています」
持続可能な航空燃料「SAF」。
環境への負荷が少なく、従来の航空燃料と比べCO2を大幅に削減できる次世代の燃料として、大手航空会社でも導入が進んでいます。
この工場では4月から再生油bioで「SAF」の原料を作る実証実験を始めていて、年間3600トンの生産を目指しています。
◆サニックス資源開発グループひびき工場 森下楽嗣 工場長
「元の原料が『グリストラップ汚泥』で、製品がバラバラなので、製品に対してどのような影響が出るのか分析しながら確認を取っていく」
この実証実験は来年3月まで行われ、その後、商品化を目指したいということです。