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【独自】パソコン“固まり”『サポート詐欺』登場 「きょう1000万円とりました」外国人『かけ子』詐欺語る(後編)【福岡発】 |FNNプライムオンライン
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【独自】パソコン“固まり”『サポート詐欺』登場 「きょう1000万円とりました」外国人『かけ子』詐欺語る(後編)【福岡発】 

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固まったパソコン。画面に現れた電話番号に連絡すると、解決方法を教えてくれる‟サポートスタッフ”が登場する。ところが、言われた通りにパソコンを操作すると修理代などの名目で電子マネーをだまし取られる詐欺被害にあってしまう。そんな『サポート詐欺』を行う外国人の『かけ子』が、取材に応じ、詐欺を認めた。

3人目は別の『マイク・ミラー』

しつこく食い下がる記者に、パソコンのフリーズ状態の解消方法を一方的にまくしたて電話を切るという行動に出た“マイク・ミラー”。

そこで…。

「もしもし、さっき電話していたが途中で切れた」。記者が再び電話をかける。すると妙に明るい声の男が『は~い、マイクロソフトセンターからご意見どうじょ』と応じる。

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「さっき、ウイリアムとマイク・ミラーと電話をしたが、何さんですか?」と名前を尋ねる記者。『は~い、“マイク・ミラー”です。“マイク・ミラー”』と電話口の男は妙に陽気な感じだが、これまでの人物とは明らかに別人だ。3人目の‟詐欺師”は2人目と同姓同名なのか、またもや“マイク・ミラー”と名乗る男だった。

「マイク・ミラーは、今、東京?」と記者に『はい』と答えたので、「僕は、桜井という名前。マイクさんは何歳ですか?」と更にたずねる。すると2人目の‟マイク・ミラー”は、突然、電話を切ってしまった。

4人目“詐欺師”は自称スリランカ人

記者はすぐにパソコンに表示されている番号に電話をかけ直す。するとこれまでと違う声の男が電話口に出た。「もしもし、お電話ありがとうございます。Windowsサポートセンターから話しています。ご用件は、どうぞ」。今度も妙な日本語を話す外国人だ。

「さっき、ウィリアムさんとマイク・ミラーさん2人と話していたんですけど…」と言うと、『はいー』とだけ答える。「どこのどなたですか?」と記者が名前を確認すると、『私は、ガネスガザラと申します。私は、スリランカ人です』と名乗った。

4人目の“詐欺師”は自称、スリランカ出身の『ガネスガザラ』と名乗る人物。記者が今度はすぐに「パソコンは直らないんですか?」と強い口調で質問すると、『1回、私の言う通りにして下さい。はいはい、コードを見て下さいね。ちゃんと」と‟ガネスガザラ”は、記者に『ファイル名を指定して実行する』というコマンドを指定させ“パソコン乗っ取りソフト”をインストールさせようと誘導する。

記者は、“ガネスガザラ”をはぐらかそうと、「www3回wというと、wwが6回ですか?」とわざと間違える。すると、“ガネスガザラ”は『3回です!3つぅ!』、「3つ?」(記者)、『次はドット!大阪のO!東京のT!山のY!』といらついた様子で説明する。

入力すればパソコンが乗っ取られる可能性があるため、記者が指示に従わないでいると、『そちら様、1回ちゃーんと聞いて下さいね!』と強い口調になり『そんな時間がないです!』と怒りをあらわにし始めた。

そこで記者は身分を明かすことにした。「ガネスガネラさん、僕、桜井という名前で福岡のテレビ西日本というテレビ局で記者をしてるんですね。これ詐欺ですよね?」とずばりと聞く。

『詐欺?』(ガネスガザラ)、「これ、詐欺ですよね?」(記者)、『だめでーす。あなたは詐欺ですか?』(ガネスガザラ)、「僕、詐欺じゃないですよ。僕はテレビ局の記者なんです。ガネスガネラさん、これ、詐欺ですよね?」と再度、記者が身分を明かして聞き返すと、電話は切れた。

『きょう1千万円くらいとった』

「もしもし、聞こえますか?」。“サポート詐欺”集団の実態はどうなっているのか?記者は、すかさずリダイヤルした。『前の方の担当者なんです。名前はマリア・レイと申します』。なんと、今度は『マリア・レイ』を名乗る“女性詐欺師”が電話に出てきた。

今回、記者はすぐに「マリア・レイさん、これは詐欺ですよね?」と核心を突く。すると驚いたことに『大丈夫、大丈夫です。こちら詐欺です。こちら詐欺、どうも』とあっさり認めた。

「なんで、こんなことしているんですか?警察に捕まりますよ」と記者。『お金がないですから』と答えた自称“マリア・レイ”は『サポート詐欺』の実態を語り始めた。

記者「詐欺をして、お金は入ってくるのですか?マリアさんに」

マリア『はい、そういうことです』

記者「どのくらい入る?」

マリア『きょう、私は、1000万円くらい取った』

記者「1000万円!?」

マリア『1000万円くらい』

記者「1000万円だまし取ったと言ったが、実際の給料は?月の給料は?」

マリア『50万円くらい。1か月で50万円くらい』

記者「今のオフィスは、何人?いっぱいいる?」

マリア『フィリピン人とかベトナム人とかパキスタン人とか。10人くらいは日本人です』

記者「全部で何人いる?」

マリア『全部で22人です』

女詐欺師の“マリア・レイ”によると、労働時間は1日8時間で、月給は約50万円。オフィスには外国人だけでなく日本人もいるという。

マリアは、最後に辞めたくても辞められない理由を記者に語った。

『私が本当に辞めることができない、ヤクザのせいで。みんな辞めることができない。パスポートをヤクザの方からパスポートは取られた』。

受話器の向こうからマリアの泣き声が聞こえた。そして、電話は切れた。

(テレビ西日本)

テレビ西日本
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