広島市は市内の特別養護老人ホームで46人の入所者への虐待が確認されたとして、行政指導を行ったことを明らかにしました。

広島市によりますと今年3月、市内の特別養護老人ホームで不当な身体拘束が行われているといった通報があり、市が、立ち入り調査を行いました。

調査の結果、入所者45人に対してベッドの四方を柵で囲ったり車いすに固定したりして身体拘束を行ったほか、別の1人についてはナースコールを押せない状態にする介護放棄が確認されました。

市は、虐待にあたるとして、施設に行政指導を行いました。
不適切な拘束などは解除され、入所者の安全は確保されているということです。
また、市は施設に対しては再発防止に向けた具体的な改善策や実施時期をまとめた業務改善計画書の提出を求め、すでに提出されています。

【広島市 松井 一実市長】
「改めて各事業者に対して、適正な運用をするような周知ということでやっていきたい」

市は特別養護老人ホームを含む全ての高齢者福祉施設に通知を行い、再発防止の取組みを進めるとしています。

一方、行政指導を受けた社会福祉法人はTSSの取材に対し「何も答えられない」と繰り返しています。

テレビ新広島
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