「死ぬかもしれない」マイクロバスの中は不安に満ちていたと見られている。
「死ぬかもしれない」バスに乗っていた生徒は、事故の直前に家族へメッセージを送っていたことがわかった。
5月6日、若山哲夫容疑者が運転するマイクロバスが、福島県郡山市の磐越自動車道でガードレールなどに衝突。部活の遠征に向かっていた高校生など21人が死傷した。
「深く後悔している」警察に対し、こう話しているという若山容疑者は、この事故が起きる前の2ヵ月間で複数回の事故を起こしていたと見られている。
さらに、白ナンバーのレンタカーで有償で人を輸送する違法な「白バス」行為が高校と会社の間で繰り返されたとして捜査が行われていて、高校と会社は発注の経緯をめぐって対立している。
運転手の仕事を持ちかけられたという男性は「北越高校さんが(運行会社の)金子さんに運転手探してくれっていうふうに言われてたらしいですよ。それで、そっから僕んとこに知り合いを通して話は来てましたけども、僕は乗らなかったですよ、1回も。緑ナンバー乗ってた人間が白ナンバー乗れないっすよ。その高校生の若い命預かって」と話す。
事故は避けられなかったのか…金子国土交通大臣は閣議後の会見で、5月11日運輸局が高校に立ち入り、運行会社との契約などを確認したと明らかにしたうえで「学校教育活動における移動時の安全確保についてどのような対策が効果的か、文部科学省とともに検討したい」とした。